薄毛・はげ対策として、かつらを検討されている方もいらっしゃると思います。
そんな方が必ず抱くであろう疑問:
「かつらを着用すると、生活の面で不便なことや困ることは何?
どう対処するの?
結局大丈夫なの?致命的なのはないの?」
そうした疑問に対する、筆者の答えを体験談を元に記載致します。
長年(四半世紀近く!)の利用体験に基くので、大抵の困りごとはカバーしていると思います。
「ずっと帽子を被ってるみたいで、鬱陶しいのでは?」
「テープや接着剤で貼るらしいけど、肌荒れとかしないの?」
「強風や水圧とかはムリでしょう?」
こうした疑問をお持ちの方は是非ご一読願います。
一部だけでも解消のお役に立てればと思います。
日常生活編、スポーツ編、非日常編の3つに分けてご案内します。
それぞれでの活動について、以下のカテゴリに分類し、解説して参ります。
- 「困る・とても困る」:かつらをつけての実施は、ほぼ不可能な活動
- 「どちらかと言えば困る」:かつらをつけていると、面倒だな、など何らかの不都合を感じる活動
- 「全く問題なし」:かつらをつけていることを意識することなくできる活動
できれば、かつら装着の強度についての以下の記事を読んでからご覧いただくと、ご納得いただけると思います。
【図解】さわられても取れない?かつら装着の実際(強度)
日常生活編
朝起きて、軽いストレッチ・筋トレ、身支度、食事、
通勤(自転車、歩き、電車)
お仕事(PC操作、社内外の会議・打合せ、外出、昼食)
飲み会など
風呂、就寝
上記の活動を中心に、出来るだけ色々なことを思い出しながら各活動を振返り、考えてみました。
日常生活で困る・とても困る
なし
残念ながら(?)、本当に思いつかずです。
業者の回し者と思われるかもしれませんが。
ただ仮にあったとすると、スキンヘッドにするなどの、別の対策に移っていたと思います。
日常生活でどちらかと言えば困る
後ろからの風に吹かれ髪が立った後、髪型が元に戻りにくい
- 発生頻度:半年に1度程度
おおよそ平均風速で10m/s以上の風を
後頭部で受ける状態の時 - 内容: 何もしないと髪がほぼ立ったままの状態が継続します。
- 対処: 当然ながら、手で梳かせば直ります。
ビル風って、それなりに強いのはご存じですか?
風向きにもよりますが、交差点などの風通しのいい場所は、ビルの狭間の一本道より風が強いのです。
筆者はそのことをよく知っています。
こんなことは、かつらをつけていなかったら気に留めたりすることはなかっただろうな、とたまに思います。
筆者にとっての最大の不都合な事項かもしれません。
シャンプー時に一部ゴシゴシと洗えない部分がある
- 発生頻度:毎日
- 内容: 編込み方式で、製品(からの糸)と髪を接続してある箇所の頭皮をゴシゴシと指先で洗えません。
- 対処: その箇所の近くまでを指先で洗い、またお湯でよく流すようにしています。
このように書くと、結構な不都合のような気になってきました。(^^)
ですが実際は、その箇所からフケが出たり、肌荒れになったことは一度もありません。
ですので辛さは全くありません。
ただ業者でのメンテナンスの時にゴシゴシと洗っていただくと、ああやっぱり気持ちいいな、とは思います。
テープの張替えがひと手間(2分)
- 発生頻度:毎日
- 内容: テープはがし→アルコールをつけたコットンで接着のりを除去(頭皮側と製品側)→テープ付け、という工程で凡そ2分かかります。
- 対処: 毎日2分のコストを計上?
いいえ!
製品の髪は乾燥が速く、ドライヤーが不要です。
その時間と相殺で追加コストはゼロです。
本当はドライヤーをした方がいいらしいですが。
でも毎日の2分が積み重なると、一年で12時間になります!
相殺が効いてよかったです。
日常生活で全く問題なし
上記以外の全ての活動
つまり、起床、軽いストレッチ・筋トレ、ジョギング、着衣・脱衣、調理、食事、自転車に乗る、歩く、電車に乗る、飛行機に乗る、デスクワーク、社内外の打合せ、お店での食事や飲酒、お風呂、眠る、全て全く問題ありません。
補足ですが、睡眠時に、製品を枕などの寝具に強くこすりつけたりして、製品を痛めたりしないか、という懸念があります。余程の寝相が悪い方はその可能性があります。筆者のケースでは全く問題ありません。
あと着衣・脱衣で、襟元を広げてから首を通すようにし、髪型を崩さない・製品を痛めないよう、注意はしています。
でも本当にそのくらいです!
こんな活動はどうなの?というのがあれば、是非ご質問をいただきたいです。
スポーツ編
恥ずかしながら筆者はスポーツマンではありません。
ですので検討対象が非常に限られていることに留意願います。
スポーツで困る・とても困る
サッカーでのヘディング
ただしこれは試したわけではなく、あくまで推定です。
ヘディングでは、製品と額の境目辺りが打点となると思います。やれないことはないと思いますが、テープが剥がれたりずれたりするおそれがあると思います。
と思っているからサッカーを避けてきたわけではありません。ただ気付けばこの20年サッカーしていません。高校生まではあれ程好きだったのに。。。
頭を起点にしたブリッジをする
これも上記と同じです。
高校生までプロレスが好きで、レスラーのトレーニングシーンに憧れて、自身は鍛える必要もないのによくやっていましたが。
ボクシング
これはやはり無理があると思います。
試した小口雅之選手には拍手を贈りたいです。
でも事前確認で「大丈夫」と言ったメーカーには、御社は大丈夫ですか、と言いたいです。確信犯なのかもしれませんが。
念のためですが、以下の日刊SPA!の記事を参考に願います。
“ヅラボクサー”「あの“事件”がきっかけで吹っ切れました」
スポーツでどちらかと言えば困る
水泳での飛込み、マジな泳ぎ
こちらについては、前出ですが、以下の記事に記載していますので、お手数ですが参照願います。
【図解】さわられても取れない?かつら装着の実際(強度)
スポーツで全く問題なし
ゴルフ、野球、テニス、ボーリング、卓球
上記はお試し済みです。
帽子を脱ぐ時だけ注意が少し必要なのは、上記の記事で記載した通りです。
非日常編
めったに無いが困る・とても困る
けんか
これも前出の記事で記載しました。
ヘッドロックとか、髪をむしろうとされるとかは、流石にムリです。
筆者自身が体験したわけではないですが。
めったに無いがどちらかと言えば困る
頭部MRI検査
検査の時に医師に申告しました。留めているピンに金属が含まれると思うので念のため。
でも何か対策するでもなく、普通に実施していました。。。
つまり大丈夫らしいのですが。
ちなみに飛行機や、海外ホテルの保安検査などで使われる金属探知のゲートは全く問題ありません。
*非日常編につき、問題なしの項目は省略いたします。
いかがでしょうか。もっと困りごとが多いと想像された方が多かったのではと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。